みなさん、こんにちは！！愛波です！！
今日はちょっと私の過去のお話。

大学3－4年生のときに外資のドイツ銀行でインターンをしていたときがありました。父も姉も金融だったので、どんな世界なんだろう？と興味を持ち、インターンに応募。面接は私以外全員、東大生でした！！ひーーー場違いだわー！と思いながら面接を進んでいったらインターン合格！！

でも、そこから地獄でした笑

5‐18歳NY育ちの私は日本語が弱くて、日経新聞が読めても意味がわからない。
いや、そもそも漢字が全然読めない・・・

朝一番早く出社しても日経新聞を読むのに人の10倍くらい時間がかかる。大学では文学部で教育学を学んでいたので金融用語も英語でも日本語でもわからんぽでした。

債券の営業でインターンを行っていたのですが、それはそれは・・・今だったら会社を訴えることができるくらいなことがいっぱい行われていました。当時はとにかく毎日
必死！！（またその時の話は興味があったら後日笑。興味ある！！という方はコメント欄に興味ある！と書いてくださいね）

インターンが終わり、いよいよ、採用面接が始まります。
今思うとなんでそんなにドイツ銀行に必死になっていたか全くわからないのですが笑
そのときはとにかく内定をもらうことに一生懸命でした。

何回面接したかわからないくらい面接をして（部署全員とするんです）
最終社長面接までいったときの連絡は本当に嬉しかった。

最終面接は社長室で行われたんですが、とてもいい天気の日でした。当時の社長は金融界では最も有名な方で、サーフィンで日焼けしているのか日サロにいってるのかわからないけど、とにかく黒かった。でも、私も黒さでは負けていなかった笑。だって私は体育会テニス部で毎日外で焼けながらテニスをしててガンを越してゴン黒だったからです。

黒さでは絶対負けないと思いながら社長室に入ったらめちゃくちゃフランクにお話をしてくださいました。「最終面接まで来てるってことはもう決まってるんだよ。私に質問ある？」と聞かれ、よし！と思い、準備してきたこの質問をしました👇

「〇〇さんはそんなお金持ちで幸せですか？」

社長は「中村さん（私の普通すぎる旧姓）、面白いね。そんな質問を学生からされたことは始めてだ。いや、誰からもそんな質問をされたことがない。」

と言い、数秒考えていました。
その後社長は

「私はお金が好きだから幸せだ」
と言ったんです・・・

最終面接で体が燃えまくってた私の体と脳が
さーーーーーーーーーっと冷めていきました。
あの瞬間の冷め方は今まで私も経験したことがなかった！！

その後、社長は「内定を出すまえに他何か聞きたいことある？」
と聞いてきたのですが、私は「ありません」としか回答ができなかった。

内定がほぼ確定していて、ルンルンなはずの帰り道だったはずが
喪失感がはんぱなかったのを覚えています。

面接後、すぐ内定の連絡をいただいたのですが、電話では「ありがとうございます」
としか言えず、「いきます」と言えなかったんです。

次の日に契約書のサインなどがあるので来て欲しいと言われたので1日、いや、正式にいうと半日、考えまくり、しっかり話そうと思って再度ドキドキしながら次の日にミーティングルームに入っていきました。

そこには、おめでとうございます！！とお祝い雰囲気で今まで面接してくださって特にかわいがってくれていた社員さんが満面の笑みで迎えてくれました。

そこで・・・私は・・・爆弾発言をするんです笑！！！

「辞退させていただきます」

もうみなさんはびっくりというか
怒ってる方もいたかなぁ

「ここまで頑張って勝ち取った内定ですよ。
なんでですか？」と聞かれ

「〇〇社長と私は考えが違う。と思ってしまったんです。
どうしても共感ができなくて。もし私がこの会社に入ったらきっと苦しむと思うんです。
そして、私より社長の考えに共感できる人を採用したほうがドイツ銀行にとっても幸せだと思います」

と伝えました。

〇〇社長が言った言葉はその時には言いませんでした。

そこから、まーーーーまたいろんな呼び出しがあり
考えなおしてほしいやら色々ありましたが私の気持ちはもう
ドイツ銀行にはありませんでした。

お金はもちろん大事だし、生きていく中で必要だし
お金があると選択肢を増やすことはできるのは私も家庭をもっているのでわかります。

科学的にも幸福度のピークは年収660万円と言われているし
3000万稼いでも幸せになれないということもわかっている。

〇〇社長が本当に心からそう思っているなら
まーーー彼が幸せならいいんだけどとは思うけどね。

ドイツ銀行を断った後・・・就職活動中の私は他を受けていなかったので
手持ちがゼロになりそこからまた一から就職活動を始めました！

そこでドイツ銀行の年俸の1/3のTIFFANYに就職したんですよ。
TIFFANYではそれはそれはとても面白い人生経験をさせていただきました。

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その話も興味ありましたらコメント欄に「興味あり！」と書いてください。
なければ書かないので笑！！

【後書き】
ドイツ銀行をお断りした後、とある食事の場で〇〇社長に遭遇したんです笑
お断りしてごめんなさーーい！！とお伝えしたら「大丈夫だよ」と笑ってました。
そこから、数年間、色々と相談させてもらったり勉強させてもらい金融を知ってるって
やはり大事だなぁと改めて思うようになったんです。だから、〇〇社長には今でもとてもとても感謝しています！！